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発電利用モデル


地産地消型の燃料として安定供給

地産地消型の燃料としていちばん大切なのは「継続して燃料の供給ができるか?」「コストはどうか?」という点です。下記の図は、モミガライトと他の燃料との比較となります。


原材料別燃料の安定供給とコストの比較

原材料調達先加工方法供給体制想定/製造コスト
木材国内及び海外チップ化~乾燥限りある資源を伐採するため環境破壊に繋がってしまう。16~20円/kg(想定コスト)
パーム椰子殻PKS海外海外調達のため、調達先の情勢によって供給が不安定になる可能性がある。15~20円/kg(想定コスト)
もみ殻国内グラインドミルよりモミガライトを製造地域の農家から出る もみ殻を使用するため安定した供給が可能15~20円/kg(製造コスト)
グラインドミルの連結可動により10円程度で製造が可能

比較表から見ても、他の燃料と比べモミガライトは地域使用燃料として安定供給することが可能です。


モミガライトと灯油の比較

身近な燃料として灯油があります。こちらではモミガライトと灯油の比較してみました。


灯油1リットル当たりの熱量とモミガライト1キロ当たりの熱量の比較

灯油発熱量36.49 MJ/L
モミガライト発熱量16.57 MJ/kg

1リットル=94円で36.49MJの熱量を発生させるのに対して、モミガライト1㎏=20円で16.57 MJ/kgとなり、 灯油と同等の熱量36.45MJ発生させるには、2.2kg×20円=44円となります。

同等の熱量を発生させるための燃料費比較は、灯油=94円 モミガライト=44円 となり灯油に比べ50円のコストが 抑えられることになります。灯油を年間8,000リットル使用で40万円のコストメリットとなります。



運搬・保管コストの削減

安定供給や製造コスト、他の燃料と比べ、モミガライトが地産地消のバイオマス燃料として優れていますが、燃料の運搬や保管・管理が容易でなければ、運搬・管理コストが発生してしまいます。

モミガライトはもみ殻を1/10に圧縮成形しているため、運搬・輸送、保管のコストを大幅に削減することができます。

もみ殻自体の重さはないものの容積をとるため10tトラックに積んでも、10tのもみ殻を運ぶことはできません。しかし、モミガライトであれば、もみ殻を1/10に圧縮しているため、10tトラックに10tのモミガライトを運ぶこができます。

もみ殻のストックヤードを作るには、相当の敷地面積(建屋)が必要になってきますが、モミガライトなら1パレット(1,100mm✕1,100mm)あたり1tの保管が可能です。ストックヤード内の安全基準にもよりますが3~4段積まで可能です。、もみ殻の1/10以下の保管面積となり、同じく保管コストも1/10以下となります。


モミガライトの活用・販売サポート

エステールecpでは、お客様が製造されたモミガライトの活用・販売をサポートさせて頂きます。
私たちの会社は、限りある資源を大切に使うことで環境型社会の構築を目指しております。

グラインドミルを導入してからモミガライトを製造。その後、生産物(モミガライト)をどう販売するか…
ここが、最も大切な部分であるかと考えます。

お客様自身が営業されて大きく販路を開かれている方もいらっしゃいますが全てのお客様がそうではありません。
もみ殻をモミガライトに加工して、保管してるのでは、もみ殻がモミガライトに変わっただけで、グラインドミルを導入して頂いた意味がありません。

そこで弊社では、お客様が製造されたモミガライトの活用・販売を最大限サポートさせて頂きます。





バイオマス燃料

地球環境に優れ、供給面、トータルコストを考え弊社では、地産地消型のバイオマス燃料としてモミガライトの活用を推進しております。

稲作農家さまが頭を抱える「もみ殻処理」を、地域のために活用できるバイオマス燃料へと姿を変えることにより、地域活性化に繋げられるものと考えております。





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